El parque urbano   Lothar Meggendorfer



絵本達が出稼ぎに出て留守にしておりまして、置き場所があるものですからつい、するすると仕掛け絵本を購入してしまいまして。皆、8月には戻ってまいりますのですけどね。まあ、その時はその時で考えることに。
今回入手いたしましたのは、メッゲンドルファーのシティ・パーク。以前、知人よりプレゼントされまして、一冊持ってはおりましたが、お値打ち価格で販売されているのを見つけまして購入。プレゼントされましたのは英語版、今回はスペイン語版ですので、“El parque urbano”。
先だっての博多でのギャラリートークの折にid:aquioさんが、お客様からの「一番お好きな本は?」、という問いかけに対して、この“シティ・パーク”だと答えていらっしゃいました。なんとも美しい本です。飛び出したり動いたりはいたしませんが、ページの立て方によって幾通りもの公園の風景が眼前に広がります。画像は、奥行きを感じることのできる、ジグザグ置き。絵はページの両面に描かれておりますので、反対側から見てもまた違った光景が。イラストから当時の風俗を垣間見ることができるのも興味深い点。(聞いていないようで、ちゃんと聞いておりますでしょう、aquioさん。)
今、博多の展示では、aquioさんの本は星型に開いた状態で、私の本は表紙を展示。もしも、また展示をご一緒させていただく機会がございましたら、今度は3通りの展示方法を見ていただくことができますね。