子守り



昨日より、娘が学校に復帰。もう週に二日出ればいいのですが、婿も仕事がありますので、娘が学校へ行っている間、私が子守りをすることに。
孫はどちらかというとおとなしい子ですので、世話をするのは楽なのですが、何が問題といってやはり授乳。100%母乳で育てておりますので、何時間も離れているというのは母子共に大変なこと。搾乳した母乳を冷凍しておくといっても、それだけで賄うことはできず、粉ミルクを足してあげるのですが、これが、「ああなんと、この世にこれほどまずい物が存在するのでしょうか」、とでも言いたげな渋い顔をしながら、舌で器用に哺乳瓶の乳首を押し出して拒否。それでもお腹はすくので、この時ばかりは震えるほど泣いて泣いて、最後は諦めてまずそうに飲む。2度目、3度目になると最初こそ、「うわっ、またこれ?」、という嫌な顔をするものの、もう泣かずに諦めて飲み始めるのがまた不憫で。やはり母乳が一番美味しいのでしょうね。
飲んでいる時に、母乳ですと完全に脱力している手が、哺乳瓶の時にはぐっとこぶしを握り締めているのです。飲み終えたときの表情も、母乳ですと、「ぷはー、うまー」、という顔をして、時々にやりとするのが、粉ミルクですと、慣れていないということもあるのでしょうが、眉間に皺をよせ、おえっという口を。娘の方も長く飲ませることができないと、胸が張って痛くて辛いよう。
自分で選んだ道とはいえ、娘は、妻、母、学生、会社員、と眠る暇のない大忙しの日々。このところ、体調がやや不安定で頼りない母なのですが、出来る限りの手伝いをしてあげたい、と思います。