魯山人の玉子かけご飯



先日、部屋の掃除をしながらテレビをつけておりましたら、「玉子かけご飯は、ご飯に醤油!卵を溶いて醤油を入れて混ぜたりしてはだめ。魯山人の玉子かけご飯は、ご飯に醤油です」、と話しているのが聞こえてまいりました。
ほう、と思い、少し調べてみたところ、北大路魯山人は玉子かけご飯が大好きだったとのこと。産みたて、もしくは人肌に温めた生卵を、炊きたて熱々のご飯に落とし、お醤油をかけ、さっと混ぜ食すのを何よりのご馳走としたそうな。先の話はおそらく、この最後に醤油をかける時に、卵にではなくご飯の部分にかけていた、ということなのでしょう。
ほうほう、ということで、ご飯に醤油、早速試してみました。確かに一味よいような。かがみ&すずみが元気な頃でしたら、産みたての温かな卵を使い、魯山人の玉子かけご飯の完璧なる再現ができましたのに。