ベビーカー選び



昨日はベビーカーを選びに娘と錦糸町へ。錦糸町というと、夜になると着飾ったロシア人のお姉さま方がいっぱい、のちょっと怪しげな歓楽街という印象がございましたので(?!)と思いましたが、「アカチャンホンポ」、「ベビーザらス」、と都内でも有数の品揃えを誇る赤ちゃん用品のお店があり、多くの商品を見比べるなら今は錦糸町、なのだそうです。
さて、ベビーカー。インターネットでも色々と情報は収集しておりましたが、やはり実際に見て、使い勝手や質感などを確かめませんとまったくわからないもの。ヨーロッパやアメリカから、思わず見とれるほどセンスのよいデザインのベビーカーが多く入ってきてはいるのですが、そのほとんどが、日本人にはやはり大き過ぎ、重過ぎ。ポイントはどのようなシチュエーションで使うことが多いのかということ。車での移動がメイン、もしくは、いつもパパが一緒にお出かけ、でしたら大きくても重くても問題ないのでしょうが、女性が一人で、電車やバスも使っての移動、という状況に重量が10キロもあるベビーカーというのはどう考えましても無理が。また、調べますと輸入のものは、がっちりした見かけの割には案外壊れやすいとの評判も。赤ちゃんを抱え、荷物を持ち、片手でベビーカーをコンパクトにたたんで…、となりますと、丈夫、そして軽い日本製に。
その日本製も、ネット上の画像を見る限りではお洒落に見えておりましたものが実際にはぺらぺらで安っぽい印象だったり、軽くていいのではと思っておりましたものが、ちゃちで頼りない作りであったり。ハンドル切り替え、サスペンション、折りたたみ方法など色々試し、操作性ではアップリカの『ショコラ』という4輪全てがくるくると360度回転するタイプが取り回しが一番楽だったのですが、水玉模様でしたり、刺繍が入っていたり、とプリティー過ぎてデザインが好みではなく、作りもややふにゃふにゃ。娘とも意見が一致し、シンプルな美しいデザインで、かっちりとした作りの、『EX COMBI RICCO W KW-600 BK』という画像のタイプに決定。スポンサーである母からもOKを取り付けましたので、これから注文を。



※追記:コメントをいただきまして、違う視点からもう少し検討してみることに。ただ、手を差し伸べてくださる紳士がまだまだ少ない日本での子育て。自力で子供とミルクやおむつなどの大荷物とベビーカーを手に階段の上り下りができるかどうかは、やはり重要なポイント。娘とも相談をいたしまして、決めたいと思います。
ちなみに、以前ベビーシッターをしておりましたお宅では、ノルウェーSTOKKEがお気に入りのようで、ベビーカーもベビーチェアもストッケの製品をお使いでした。ストッケのエクスプローリー(左の画像)は高い座面が特徴で、大きなわりには取り回しはとても楽。高さがあるので不安定なようですが、ベビーカーから手と目を離さなければ特に問題はなし。成長に合わせて色々な使い方ができ、とても便利でお洒落なベビーカーではあるのですが、10万を超える価格はちょっと。やはり大きいので、狭い道で行き違う時など申し訳ないようでしたし、階段の上り下りはたとえ2,3段でも私の力ではとても無理で、遠回りになっても必ずエレベーターのある道を選んでおりましたので、生活の環境を選ぶベビーカーかと。