3月27日(火)膵臓食Ⅰ、と恐怖の点滴針交換



※夕食

朝:三分粥
  みそ汁
  甘藷煮こし
10時:ハネーくず湯
昼:三分粥
  豆腐スープ
  白菜煮こし
  スキムミルク さとう
15時:黄桃ネクター
夕:三分粥
  魚みそスープ
  煮豆煮こし ウズラ
  スキムゼリー
※ハネー、は蜂蜜
※煮こし、というのは柔らかく煮て、こしてあり、原形はとどめず。

三食の他、おやつまで。ありがたや。
この日、入院時からずっと右手だった点滴の針を感染症を防ぐ意味からも左手に移すとのこと。交換にまいりましたお若い先生は慣れていらっしゃらないようで、てこずるてこずる。男性ですのに、何にそんなに力が必要なのか腕がぶるぶる震えるほど力を込め、(なんだか怖いわあ、大丈夫かしら)、と思った瞬間「あっ!」という声とともに、何らかの作業に失敗し、手が滑ったようで、飛び散る血しぶき。本当に怖いったら。医師、暫くの放心の後、黙って飛び散った血をふき取り、「大丈夫ですから」と静かに呟き、再びチャレンジ。なんとか無事に入れることができたよう。いやはや。でも今でも、その点滴後は血管が少し膨れて固くなってしまっている部分があるので、本当はあまり大丈夫ではなかったのではないかしらん。
そういえば、私も知らなかったのですが、長期間使用する場合の点滴針というのは、金属の針ではなく、樹脂製の細いチューブの針を使うのだそうです。血管に刺し入れる時には金属の針も一緒、でその金属の針だけを抜くと外筒のチューブの部分だけが残るような仕組みなっているのだとか。ですから、眠っている間に腕を変に動かして針が血管を突き破るのではないか、という心配はいらないとのこと。
でもまあ何にいたしましても、採血など、血管針刺し関係は、お若い先生方よりも、慣れている看護師さんの方がずっとずっとお上手。点滴の針はお約束があるようで必ず医師が行っておりましたが、担当するのはほとんどが若いお医者さま。私以外の患者も、なかなか上手に入らなくて、結局看護師が手伝ったり、こっそり横からアドバイスをしたり、後で手直ししたりすることが多かったよう。ここはもう、注射針関係は全て看護師の仕事、としていただいた方が患者にとりましてはありがたいような。