おから



久々におからを炊きました。娘とも話していたのですが、どうして、居酒屋ですとか、旅館ですとかで供されますおからは、あのように甘いのでしょう。娘曰く、「でんぶみたい。あの甘さが、おから嫌いの子を増やしていると思う」。私もそう思います。普通に炊けば、普通に美味しい。甘甘にしない方が、絶対に美味しいと思うのです。
今回は娘の提案で、ひじきを一緒に炊いたところ、これがまた大変結構でしたので、ひじき入り版の作り方を簡単にご紹介。

材料:おから(良質のおからを手に入れるのが大きなポイント。できましたら、味のよいお豆腐屋さんのものを。)
    鶏ひき肉、干ししいたけ、にんじん、長ネギ、めんつゆ、卵、(彩りにインゲン)。
作り方:鍋に油を敷き、鶏のひき肉、戻して千切りにした干し椎茸、人参(も千切り)、戻したひじきをさっと炒める。そこに、おからをそのまま加えて更に炒める。めんつゆ(あまり甘くないタイプを。甘い場合は、醤油、塩、酒で調節。)、を適当に水で薄めたものを全体に回しかけ、混ぜながら少し水分を飛ばす。仕上げに、刻んだ長ネギと、溶き卵を加えて混ぜ、火が通れば完成。彩りに、茹でたインゲンを刻んで散らしても。

甘くないので、たくさんいただけます。ほんの少しのおからでも、おどんぶり一杯できてびっくりしますが、我が家ではあっという間に食べてしまいます。甘いおからしかご存知ない方は、ぜひ一度お試しを。