腎盂腎炎



明け方、自分の身体ががくがく震えているのに驚いて目が覚めました。毛布に包まってみてもだめ。寒い、ともまた違うのです。体温計で熱を測ると37.1℃。その後も震えが止まらないので再度熱を測るとあっという間に38.2℃。これは尋常ではないかも、と娘を起こし、急患を受け付けている病院を調べてもらい、タクシーで病院へ。診断の結果は、腎盂腎炎。
母も腎盂腎炎で入院したことがございますし、父も腎腫瘍を患ったことがある。体質として腎臓が弱いということはあるのかもしれませんが、私はこれまでに一度も腎臓が調子悪くなったことはありませんでした。
ライブ当日のピアニストに、体調を崩したことを伝えると、「腎盂腎炎には私もなったことがあるし、妹もある。安静第一よ。慢性になると大変だから、無理はしないで休んで」とのありがたい言葉。熱も少し下がってまいりましたので、先ほど、ライブハウスに必要な書類、CDを届けると、ピアニスト、「わー、なんで来たのー。休んでなきゃダメでしょう。ほんと冗談じゃなく恐い病気だから。今日共演のピアニストの奥様もなったことがあるんですって。点滴してたいへんだったって。タクシーに乗るのすらよくないって、言われたそうよ」と。お言葉に甘えて、他の出演者やスタッフにご挨拶をしただけで、帰って休ませていただくことに。大事な日に申し訳ないことです。ライブも楽しみにしておりましたのに、とても残念。
お薬をきちんと飲んで、水分をたくさん摂って、身体を休めて、しっかり治してしまいませんと。