初のれそれ



ある作曲家グループの作品展の後、神楽坂のお鮨屋さんで打ち上げ。いつも美味しいお鮨と日本酒が各種供される会なのですが、今回いただきましたのが、お酒は秋田の「飛良泉 特別純米 山廃純米酒」。濃厚、こくがあってたいへん美味。つきだしの小鉢が白魚のようでそうではない。透き通っていて、長細く、平べったく、目がある、なにやら珍しいものでしたのでお店の方に伺ってみましたところ、「それは、高知の“のれそれ”です。アナゴの幼魚のことで、今の時期しか食べられないんですよ」と。紅葉おろしとポン酢でさっぱりと。初めていただきましたが、美味しいものですね。
高知、から話題は鰹へ。近くの席のトランペット奏者さんが、高知へわざわざ行かなくてもすごく美味しい鰹を食べることができる、というお取り寄せの鰹のたたきをご存知とのことで、教えていただくお約束を。やはり一番美味しいのは10月、11月の戻り鰹。その美味しさを実感するためにも、5月の初鰹をまず食べておくべき、とのアドバイス。楽しみです。