Young Concert Artists Festival Week at CHANEL NEXUS HALL, Tokyo



今宵はシャネル銀座、4階にございますシャネル・ネクサス・ホールへ。特別なイベントということもあってか、シャネル銀座ビルディングをデザインした建築家ピーター・マリノ氏や、シャネル社長のリシャール・コラス氏、アメリカからもたくさんのYCAのパトロンが来日しておりまして、会場は、ハグあり、キスあり、スタンディングオベーションあり、とまるで日本ではないよう。
プログラムもご覧のようにたいへん豪華。ムナーリの本のように美しい、漆黒とゴールドの装丁。終演後にはピンクシャンパンも振舞われまして、なんと優雅な一時。
若手とはいえ演奏もなかなかのものでして、特にピアニストのパーヴァリ・ユンパネンの演奏がまるで湧き出ずる泉のように美しく、すっかりファンに。メンデルスゾーンには、円熟よりも瑞々しさ、ですね。プログラムを見ましたら、明後日はフランクのヴァイオリンとピアノのためのソナタと、ラヴェルピアノ三重奏曲で、どちらもピアノはヤンパネン君ではありませんか。これは聴きにいかなくては、と予約をしようと思ったのですが、すでに受付終了とのこと。残念だわぁ。どなたか、ご予約、余分にお持ちではないでしょうか。