正座でニュース



草津の旅館へ戻り、夕食の準備が整うまでの間、ぼんやりとテレビを見ておりましたら、チェコアニメーションヤン・シュヴァンクマイエル監督が来日、記者会見を行ったというニュースが流れて仰天。「わあっ、私この人の作品が好きなのよ」と、思わずテレビの前に正座。母は、新作『Lunacy』の舌が這い回る映像に、「やだ、なんだか気持ちが悪いわね」、と娘の趣味を疑っている様子。確かに、ごく一部を見ただけですが『Lunacy』は少々グロテスク。
連休中に、浅草で『アンダーカバー・ミーツ・シュヴァンクマイエル』というイベントが開催され、行きたかったのですが旅行と重なり断念したところ。監督が来日するという情報は見落としておりました。実は、「クバスタの本が欲しいです欲しいです…」と、しつこく、執拗にお願いをし続けているお店の店長さんは、シュヴァンクマイエルの作品を配給している会社の社長さんでもあるのです。Kさん、画面の隅にちらちらと映っていらっしゃったような。
これは連休中もお忙しくて、大阪の港に着いた絵本をチェックしに行くどころではございませんでしたでしょう。待ちます。いつまでも待ちますので、どうかどうか、お譲りくださいませね。