マティーニの法則

神楽坂のバーで、娘がチェロのピアノ伴奏をするというので聴きにいってまいりました。落ち着いた照明の店内はさほど広くはないのですが、奥にグランドピアノが置かれておりまして、生演奏がない時間帯には静かにピアノの自動演奏が流れております、なかなか素敵なお店。10席ほどしかない店内は、常連客と、娘の友人知人であっという間に満席に。隠し部屋のようなヴィップルームが20席ほどあるのですが、そちらもすぐに溢れんばかり、大盛況の一夜でございました。
さて、昨夜はちょうど席が隣になりましたお店の常連だという方に、マティーニとオールドパーの水割りを御馳走していただいたのですが、なんと、今朝目覚めて自分でも驚きの二日酔い。確かに、まるでオブジェのような金属製のグラスに注がれたマティーニはとても美味ではございましたが、ずいぶんと飲みでがあったような。もしや普通のグラスの3倍ほど、容量があったのでは。ダイビングをなさる方たちがよくおっしゃる、マティーニの法則…50フィート(15メートル)深く潜るごとにマティーニ1杯と同じ酔いが…も、このグラスの場合は1杯150フィートで計算いたしませんと。