前線通過



この便は離陸直後にございました、機長の「あいにく名古屋に前線が停滞しておりまして、所々揺れが予想されます」とのアナウンス通り、シートベルト着用のサインが消えましたのはおそらくほんの5分ほど。客室乗務員もこの5分を除いてずっと座ったまま。
途中、「当機、先ほどより大きく揺れております。客室乗務員も着席させていただいておりますので、お座席のシートベルトは各自でご確認ください。ご気分がすぐれないお客さまは座席前のポケットに入っておりますエチケット袋をお使いください」との明るい声でのアナウンスも。機内サービスがあると、ワゴンが凶器と化すこともあるとか。そういった意味からも、短時間の飛行でしたら機内食、飲み物のサービスなし、というのはかえってよろしいやも、とがたがたと揺られながら考えておりました。
戻りました東京は春爛漫。