ダイヤモンドダスト?



今朝、実家の玄関を出た瞬間に頬を打つ冷たい氷の粒が。晴れているのに、と空を見上げますと、空中にキラキラと光り輝くものが舞っているではありませんか。とても綺麗。一瞬、“ダイヤモンドダスト”かともおもいましたが、本物のダイヤモンドダストというのは極めて低温(マイナス30度程度)で風のない日に発生するとのこと。寒くはありましたがそこまで低温ではなく、強風が吹き荒れる朝のこと。屋根の雪がさらさらと強い風に吹かれて飛んでおりましたし、通り道の畑では地吹雪のように雪が舞い上げられておりましたので、きっとその細かい雪の粒に太陽の光が反射しておりましたのでしょう。
雪国では珍しいことではないのかもしれませんが、私にとりましては物珍しく、宙を見つめつつ、へらへらと歩いておりましたら、携帯でメールを打ちながら歩く高校生とぶつかりそうに。「あ、ごめんなさい」と言いつつも、心の中では、(若人よ、携帯の画面よりも、この煌めく美しい氷の粒よ見よ!)と思ったのでした。