ベトナムスタイルのコーヒー



社長が「ベトナム土産にコーヒーのセットをもらったけど、まずくて飲めたもんじゃないから捨てちゃったよ」と。「まあもったいなぁい。私は好きですよ。」と申しますと、「え、そうだったの。道具は持ってるの?持ってない。粉は捨てちゃったけど道具はまだ取ってあるかもしれない。ぺらっぺらのアルミでできた、原価70円って感じのちゃちなものだけど」ということで、フィルターをいただきました。
コーヒーはやはり奥様が処分してしまったとのことでしたので、昨日六本木のチュングエンコーヒーでお粉とコンデンスミルクを購入。ベトナムの方と思しきショップの可愛らしい店員さんが、懇切丁寧に淹れ方を教えて下さいまして…

「私の場合は…まず、カップにコンデンスミルクをこのくらい入れます。(1.5センチほど)。フィルターを乗せてコーヒーの粉を小さなスプーンに3杯入れて中蓋をして、お湯を少しだけ入れて…ああ…蒸す、蒸し?ます。少し待って、今度はいっぱいまでお湯を入れて蓋をします。出来上がったら、フィルターを蓋に置いて、最初はブラックで…最後のほうはスプーンでかき混ぜて飲みます」

淹れ方
この通りに作りましたところ、美味。社長に今日お礼を伝えますと、「そう?今度一度事務所で作ってよ。説明も書いてあったんだけど何も読まずに適当に作ったからなにか違っていたのかもしれない」。
ポイントはやはりとろぉり甘いコンデンスミルク、かと。最初にこのタイプのコーヒーを飲みましたのは、マレーシア航空の機内。カップの底に残ったあっま甘のコンデンスミルクが美味しくて、家に帰ってから普通のコーヒーにコンデンスミルクを入れて飲んでみたのですが、何か違って。
今も食後のデザートがわりに一杯。チュングエンコーヒーで販売されているコンデンスミルクは480g入り、一種類だけ。これを全て飲んでしまうのかと思うとちょっぴり恐いようです。