70点の鰹のたたき


私:社長、高知でコンサートってできないでしょうか?
社:どうして?
私:美味しい鰹のたたきが食べてみたいんですよ、高知で。
社:この辺りでも美味しいカツオは食べられるよ。
私:そうですか?高知の鰹のたたきはそれはそれは美味しいんですって。
  東京で美味しい鰹って食べたことないですもの。まったく別物だって言うじゃないですか。
社:じゃ、土佐料理屋に連れて行ってやろうか。
私:え、美味しい鰹のたたき、ありますか…?
社:あるよ。まず今日は二流の土佐料理屋に連れていってやる。
私:どうして二流の…。
社:人間、最初に極めてしまっては、その後喜びがないだろ。
  まず、今日は二流の土佐料理で70点の鰹のたたきを食べる。
  次に一流の土佐料理屋でさらに美味しいたたきを食べる。
  そして最後に、本場土佐高知で100点満点、最高の鰹のたたきを食べる。
  これが、鰹のたたきを極めるあるべき姿なんだよ。

という事で、連れて行っていただきました、赤坂の土佐料理店。二流だなどと失礼な。司牡丹も、柚子を絞った小魚も、煮物あれこれも、とっても美味しかったです。ただ、鰹のたたきはやはり、70点。嗚呼、いつの日か高知で、美味しい鰹を。
で、社長。私が半分ほど食べてしまってもまったく鰹に箸を付けません。

私:召し上がらないんですか?
社:いや、食べるよ、今から。
  アニサキスがいればそろそろ貴方が悶え苦しむ頃だろうと思って。
  どうやら大丈夫そうだね。

と、徐に。…おご馳走さまでした。

※高知でコンサート開催希望のアーティストの皆様。弊社にてお安くマネジメントいたします。詳細はメールにて。