胸まで揉まれ



取り外しのできない金具の付いたスカートを着て旅立ったのが間違いでした。早速、行きの羽田空港の身体検査でブザーが鳴ってしまい、「はい、こちらへ」と脇へ。
髪留めを外し、再度金属探知機を通るもやはりピーッ。では、とばかりに「靴を脱いでスリッパに履き替えてください」と靴は持っていかれ、レンズの入っていない大きな虫眼鏡のような、おそらく金属探知機で全身を隈なく検査。続いて、素手でのチェック。女性には女性の係員ではありますが、肩からお尻、足元まで撫で回し、更に「胸の周りをチェックさせていただきますがよろしいですか」と胸を揉み揉み、脇、背中を撫で撫で。「はい、結構ですよ」と無事通過はできたのですが、係員の方にもお手間をとらせぬよう、次回飛行機に乗ります時には気をつけて服装を選ぶことにいたします。