モスリンコットンティーバッグ “シャンデルナゴール”



一度試してみたいと思っておりました、マリアージュフレールモスリンティーバッグ。銘柄は秋に似合いそうな“CHANDERNAGOR/シャンデルナゴール”。スパイスのよい香り。甘いミルクティーにすると美味しいそうです。お茶の葉を一つ一つ、丁寧にモスリンコットンで包み込んだティーバッグ。姿も愛らしいこと。
それにいたしましても、マリアージュフレールの店内に、そこはかとなく漂っている胡散臭さというのは何なのでしょう。毎回どうしても、ついつい(売り場のお兄ちゃまの口車に乗せられて)買い過ぎてしまいますし、初めての客をどぎまぎさせる作戦としか思えない、あのややこしい会計システムも何ゆえ?それでも、マリアージュフレールの紅茶が好きですし、あのカパッと大きな缶を開け、がさがさと缶を振ってもらい、香りを試すのも大好き。悪い男に騙されているのではないかと疑いつつも、その魅力故離れられない…といったところでしょうか。
もう一つ。以前、DMで見かけてからずっと気になっておりましたティーフィルター、“ENVELOPPES-FILTRES/エンヴェロップ フィルター”。今日、実物を見てまいりましたが、何のことはない、スーパーでも普通に売られているような茶漉し袋でがっかり。どのぐらいがっかりかと申しますと、一流品ばかりで一部の隙もなく身を固めたお洒落な詐欺師が、実は腹巻を愛用していると知ってがっかり、ぐらいのがっかり。お店の雰囲気にそぐわない品、だと思いましてよ。



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