梅干長者


岩手の叔母は梅干を漬けるのがとても上手。庭に生った梅の実と紫蘇の葉だけで、目に眩しいほど鮮やかな紅色の、薫り高い梅干を毎年漬けては送ってくれるのです。社長が「最近の梅干は高級ぶって柔らかくて甘くて美味しくないのが多いね」と言うので、この叔母の梅干をお裾分けしたところ、すっかりファンに。先日も少しお分けしたところ、御礼に、と社長の奥様から美味しいアンテノールの焼き菓子が届きました。嬉しいです。わらしべ長者ならぬ、梅干長者。梅干→アンテノールの焼き菓子→ ?  、などと想像していたのですが、会社のスタッフや娘ともりもり食べてしまい、残りは3個。どうやら長者にはなり損ねたようです。