フランス大使館の交換手さん



公演の後援申請をする関係で、先日より何回かフランス大使館に電話をかけております。必ず交換手を通して、関係部署にまわすというシステムなのですが、この交換手さんの応対が大変、たいっへん感じが悪いのです。まず最初はフランス語で応対、こちらが日本人だとわかったとたん、声のトーンが三段階ぐらい低くなります。そして、「今はお昼のお休みをいただいております」「お茶の時間です」、で再度電話いたしますと「もう帰宅しました」。(いったいいつお仕事を?)日を改めますと、「来月18日まで休暇です」などと言って、なかなか繋いでくれません。もう普通にお願いしていたのではだめ。強い口調で「そんなはずはない。今日連絡することになっているのだから」と怒った口調で伝えると、しぶしぶ「お待ちください」と繋ぐのですが、これがまた何回かコールするとプチッと切ってしまったりするのですよ。で、またかけ直して、またまた「そちらでは、繋いでも呼んで出ないと、ただ切ってしまうのですか?」強く抗議すると、またしぶしぶ「お待ちください」。繋がればなんのことはない、きちんと担当者は席にいて仕事中で、その方たちはまあ、(ごく、ではなく、まあ、ですけど)普通に対応してくださるのです。
社長によりますと、以前からそうなのだそうです。「大使館がなるべくめんどうな電話は繋がないように指示してあるのか、それともフランス語ができるという事で歪んだ選民意識でも持っているのか、誰かにあたりたくなるような辛い職場なのか、なんにせよ、なるべく電話したくないんだよな、フランス大使館」とのこと。フランスのイメージダウンに繋がるように思うのですが、もしかしたら、「フランス人の日本人への対応はこのようなもの」ということを、知らしめるため、なのだったりして。