ベビーカー転落



ホームで電車の到着を待っておりましたら、ガタガタッという音と共に「大丈夫か!」という男性の叫び声が。驚いてそちら見ますとちょうど、ベビーカーとお母さんと思しき女性が階段を転げ落ちているところでした。ベビーカーは回転しながら真逆さまにホームへ。お母さんは膝を強く打ったようで、うずくまったまま動けません。大変、いったい赤ちゃんは。「大丈夫か」と声をかける男性をみると、まあ良かった、赤ちゃんはパパの腕にしっかりと抱かれておりました。どうやらお母さんがベビーカーを持って降り、お父さんは赤ちゃんを抱いて降りていたよう。お母さんは、ひらひらスカートにミュールといういでたち。何かのひょうしに躓いて転げ落ちてしまったよう。暫くは痛みに動けなかったようですが、なんとか電車に乗り込んでいきました。大事に至らずよろしゅうございました。お洒落なママは素敵ですが、ベビーカーを持っての階段の上り下りにミュールは、ちょっと無理があったようですね。
さて、この時に思い浮かびましたのが、ある家庭に恨みを持ちつつ、ベビーシッターとして入った女性が、赤ちゃんをベビーカーごと崖から突き落とすという映画の1シーン。あれは、確か、「ゆりかごを揺らす手」でしたか。