無事



お陰様で、父の手術は無事に終了いたしました。5時間にも及ぶ手術。麻酔が切れてちょうど痛み始めた頃の面会でしたが、「テレビを見るためのカードを買っておいてくれ」「引き出しの中に入っているラジオを出して、手の届くところに置いておいてくれ」と酸素マスクを付けながらも母や私にあれこれ指示。たくさんの管が繋がれ、痛みに顔を顰めてはおりましたが、なんとか大丈夫そうな気配。顔を拭きにきてくれたお若い看護婦さんに「痛みのほうはどうですか?」と訊かれ(まぁ、腰を切ったばかりでもの凄く痛いわけですし)「どうですか、というのはどういった意味でのどうですかなんでしょう?」と訊きかえし、看護婦さんが暫く考えて「そうですね…身悶えてしまうほど痛いですとか、のた打ち回るほど痛い、ですとか…」と言うと、父も暫く考えて「…それはありません」と。横たわったまま身動ぎ一つできない状態なのですから、身悶えるのはちょっとまだ無理のよう。手術後3日程が、動けず一番辛いそうです。3日間だそうです。頑張ってください。