倶楽部:今宵、銀河を杯にして ハイボール



本日は勝どきでお仕事。勝どきといえば、以前、贅沢おじ様に連れて行っていただいた、あの立ち飲みの「かねます」が。飲みに行きたい。確か、一人で飲みにくる女性客も多い、と聞いたような。よし、今日は一人立ち飲みデビューだわとお店の場所の確認のために贅沢おじ様に電話をすると「行ってあげましょうか」と。わぁ、そうしていただければ嬉しいです!という事でお御馳走していただくことに。らっきー。
縄暖簾をくぐり、カウンターへ。ハイボールと共にいただきましたのは、筍のお刺身、ぐじの昆布〆、鱧きゅう、莫久来(ばくらい・ほやの塩辛)、おこぜの唐揚、生湯葉、貝盛り、雲丹の牛巻。もう、なんでございましょうねぇ。今までいただいた筍のお刺身というのは、採れたての筍をさっと茹でたものをわさび醤油でいただく、というもの。これとて、たいへん美味だと思っておりましたが、今日いただきましたのは本当に生の筍。あの食感。脂ののったぐじの〆加減。鱧の香ばしさ。ほやの香り。貝盛りの赤貝の仰け反り具合、鮑の厚み。そして、この美味しさはなに?と呟きたくなる生の牛肉と雲丹と紫蘇の巻物。
嗚呼、嗚呼、嗚呼…美味しいって、幸せ。