(逆?)接待



昨日夕方、あるお偉いチェロの先生宅へ、楽譜や書類を届けにまいりました。都心の一等地にありながら、その一画だけが時代の流れに取り残されたような、昭和3、40年代の空気が漂うお宅。しーんとしたレッスン室で一時間ほど打合せ。「この後の予定は?」とおっしゃいますものですから「もう社には戻らずこのまま帰宅の予定です」と答えますと「では、どこかで食事でも」と近くの天ぷら屋さんへ。カウンターで天ぷらをいただきながら、2時間ほど音楽の話題を中心にあれこれお話を。
もう、帰宅いたしましたらへっとへと。緊張からか(お愛想笑いのし過ぎか)、先生がお座りだった左側の頬の肌の表面がピリピリ痛くなっておりました。考えてみましたら、仕事上でのお付き合いでの夕食はこれが始めて。ご馳走になってしまいましたので接待ではないのですが、こういった食事というのはなかなか味わっていただく事はできないものですね。これも回数を重ねれば、慣れていくものなのでしょうか。