魚河岸料理 常陸(ひたち)



食事は、行き当たりばったり。おやつは、この季節閑古鳥の鳴く海の家で「焼き蛤」と「蟹のお味噌汁」を。蛤ってどうひっくり返して焼いても、開くと上になっている方の貝に身がくっついてしまうとご存じでしたでしょうか。色々試してみたのですが、本当に見事に身は上の貝に。それでも、ふっくらと焼けた大きな大きな蛤、美味しゅうございました。

夕食は、これもまた行き当たりばったりで銚子漁港前にございます『常陸』で。銚子ならではの夏の味覚「磯がき」、そして「イワシのお刺身」、「金目鯛丼」を。目の前が漁港という立地の良さもあってか、お魚の鮮度は驚くほど。レモンを絞って生でいただく「磯がき」、美しく造られた鮮度抜群のイワシ、脂がのって口の中でとろけるような金目鯛のお刺身をさっと漬けにしたものをご飯にのせた「金目鯛丼」、どれも何と申しましょうか、甘味がございまして、素晴らしく良いお味でございました。