泉屋博古館 分館



オークラを出ましたあと、すぐ近くにございます泉屋博古館 分館へ。「香りと雅の世界-古典文学・和歌・香道・茶道の美術-」を観てまいりました。
こちらの博古館は、京都にございます泉屋博古館の分館。京都では昭和35年より、住友家の旧蔵品を蒐蔵、展観を行ってきたそうですが、こちらの分館は平成14年10月、東京、海外の美術愛好家にも鑑賞の機会をより便利にする為に開館されたのだとか。展示品はさほど多くはございませんでしたが、中央部にはソファーの置かれた広々としたホールもあり、心静かに絵画や工芸品を観るのにはよろしいかと。

鬼も大笑いの来年のお話になりますが、2005年新春にはご近所、大倉集古館との共催で『The 能』が開催されるとか。大倉集古館所蔵の、備前池田家伝来の能装束の数々や、泉屋博古館所蔵の住友家15代家長(春翆)が蒐集した豊富な能面・能装束が展示されるようです。オークラ朝食→大倉集古館→泉屋博古館、という素敵なコースを楽しむ事ができそうです。楽しみ。