血に染まる指先



昨日は父の会社で、時計のベルトの付け替え作業をいたしました。慣れない作業なうえに、時間が限られておりまして急いでもおりましたものですから、先が鋭く尖った工具で指先を刺してしまう事がしばしば。血の滲む指先を見つめながら、気分は「魔法で白鳥に変えられてしまった兄達のために、指先を血で染めながら、無言でイラクサの衣を編み続けるけなげな妹」。あのお話は・・・確か「白鳥の王子」という童話でしたか。