18禁の資料室



国際子ども図書館。一階は「子どものへや」「世界を知るへや」として、誰でも自由に出入りをし、直接本を手に取って読むことができます。受付には優しそうな女性が座っておりまして、私が入りました時にも小学生ぐらいの女の子が「おねえさーん、ひゃくりのみちってどういうこと?」「うん?ちょっと見せて。ああ、百里の道ね。そうねえ、お姉さんはっきり判らないからちょっと調べてみましょうねー」といってネットで検索をして教えてあげていたり、ととても穏やかで優しい雰囲気が漂っておりました。

二階に2つあります資料室。こちらは、子ども図書館でありながら、18歳未満は利用する事が出来ません。入室いたしますのにも、手荷物はロッカーへ入れ、持ち込みたい荷物がある時には透明のビニールバッグを借りて使います。利用カードを作成し、それと引き替えに番号の記されたバッジを受け取り、資料請求、複写申込などもその番号でいたします。

さてさて、さすが18禁の資料室。収蔵されているのは、とてもお子ちゃまには見せる事のできないあんな資料、こんな資料・・・という事はございませんで、日本、アジアはもとより世界中から集められた児童書を、自由に検索、閲覧する事ができます。

貸し出しはしない、子どもは入室する事ができない、という事もあってかどの本もとても良い状態です。大好きな飛び出す絵本もたくさん収蔵されておりまして、試しに資料室の検索用PCで調べてみましたところ、「とびだす」で140件、「ポップアップ」で214件、「pop-up」で107件も出てまいりました。因みに、「うさぎ」1867件、「兎」378件、「rabbit」315件。「ねこ」3254件、「猫」1134件、「cat」659件。うぅん、これは通わなくてわ。