行列



母が、デパートの長野物産展で行列をしてまで手に入れてきてくれました「栗福」というお菓子。初めていただいたのですが、大粒の栗と純栗餡がカステラ生地で包まれた、栗好きには嬉しいお菓子。甘さも抑えめですし、たいへん美味しゅうございました。ただこの「栗福」一度に五個しか買うことができず、母は十個購入するために三十分ほどの行列に二回、一時間以上かかってしまったのだそうです。

行列。できる事なら並んでまで何かを手に入れるというのは避けたいとは思うのですが、行列のできるものは(もちろん全てではありませんが)それなりに美味しいもの、価値のあるものが多いようにも思われます。

もう一つ、こちらもやはり同じ物産展で行列が出来ていたという「おやき」。これも大変美味しかったです。山菜やキノコを具に、小麦粉とそば粉の皮でくるんで焼いたもの。野沢菜、ほんしめじ、などどれも美味しいのですが、今回初めていただいたのが「あざみ」。今、このおやき屋さんのWebを見ておりましたら「あざみはその種類が多く、全て食用になる山菜。中でもサワアザミはおやきの具として人気が高く、上品な香りと風味が喜ばれています」なのだそうです、あのとげとげした姿はお世辞にも美味しそうとは思えませんのに。意外な発見でした。