雛の祭り



ひいなのまつり。
雛祭り、ひなまつり、よりも響きが好きです。

ひいな、で思い出すのが、山岸凉子さんの「雛(ひいな)の埋葬」という漫画。どういうお話だったでしょうか。確か血友病の美しい少年が雛飾りの陰から現れて驚く、というようなシーンがあったように思うのですが。

「金のびょうぶに うつる灯を
 かすかにゆする 春の風
 すこし白酒 めされたか…」

うれしい雛祭り、の歌詞の三番にあるこの白酒という物をまだ一度もいただいた事がありません。甘酒とはぜんぜん違うのだそうですね。白酒(しろざけ)というのは、焼酎に、蒸米、こうじ米を混ぜ、約一ヵ月熟成したものを石臼でひいて米粒を細かく砕いたもので、非常に甘い酒だそうです。

美味しそう。一度いただいてみたいものです。