取材



取材が無事に済みました。ほっといたしました。
これまでも二度ほどテレビ局の取材を受けたことがあるのですが、うっかり見るのを忘れたり、出かけていたり、できちんと自分がテレビに映る姿を見たことがありません。
今回は、放送予定が娘の家へ手伝いに行っている時間帯ですので、娘の家で見ることになりそうです。あーあ、どう映っているのでしょう。このところの疲れで窶れた表情なのではないかしら。緊張で引きつった笑顔なのではないかしら。「絵本が主役ですので絵本を綺麗にたくさん撮って、私はあまり映さないようにしてください」、とお願いしたのですが、どうなりますやら。顔だけを映すという時に、「今のカメラってもの凄く細かいところまで良く映ってしまうそうですよね。紗をかけるとかしていただけないでしょうか?」とカメラマンさんにお願いしたのですが、聞こえないふりをされましたし。まあ何にせよ、上手にクバシュタの魅力を紹介できていればいいのですが。
それにいたしましても、テレビの取材というのは大変ですね。2時間ほどみっちり撮影をいたしまして、更に絵本はスタジオへ持ち帰っての撮影とのことですので、その時間もプラスとなりますのに、実際に放送に使われるのは2分半ほどとのこと。10分のコーナーを制作するのに、下調べをし、準備をし、何か所も取材をし、編集をし、とどれだけの時間がかかるか。
放送予定は来週の金曜日。首都圏のみの放映となるそうです。
テレビの話題が続きますが、明日9時から放送の『題名のない音楽会』に、“未来の大器”として従妹の長男が紹介されます。M君はまだ中学生。高熱があり、不本意なできの演奏(本人談)とのことですが、チェロがお好きでしたらぜひ聴いてあげてください。このM君がまだ一歳ぐらいの時、私はスプーンを投げつけられたことがあります。おお、まさに「匙を投げる」とはこのことか、と笑ってしまったことを懐かしく思い出します。