丑三つ時のガッチャマン



お風呂上りにテレビをつけますと、ムービープラスでちょうど映画『キル・ビル』が始まったところ。数年前に話題になっておりました頃から気にはなっていたのですが、これまで見る機会がございませんで。フシギナニホンゴ、市川雷蔵もびっくりの殺陣、これでもか、というほど飛び散る血飛沫、四肢、首、そして懐かしい梶芽衣子の歌声、などに呆気にとられておりますうちに、あっという間にエンドロール。次の週末には「キル・ビル2」が放映予定とのこと。復讐劇の続きも気になりますので、こちらも見てみることに。
さて、では寝ようかしらとチャンネルを切り替えたところ、今度は日本テレビでちょうど映画『かもめ食堂』が始まったところ。ああ、これも見たかった映画なのよね、と見始めてしまい、見終えましたら夜中の3時半。でも、『キル・ビル』を見終えてすぐに眠りましたら、『仁義なき戦い』の夢でも見て魘されてしまいそうでしたので、『かもめ食堂』のような、穏やかな映画を見てから布団にもぐりこみましたのは正解だったかと。
この映画の中に出てまいりました、『ガッチャマン』の主題歌の歌詞が思い出せない、というエピソード。『科学忍者隊ガッチャマン』、はほぼ欠かさずに見ておりましたので、(あ、私は全部覚えているかも)、と皆寝静まり灯りを落としたリビングで、「誰だ、誰だ、誰だ…」、とぼそぼそと歌い始めてみたのですが、「…命をかけて飛び出せば、宇宙?ええと、宇宙…。宇宙なんとか火の鳥よね。ああ、だめだわ、ショック」。この部分を除けば、最後の「おおガッチャマン、ガッチャマーン」、まで辿りつけたのですが。ちょっとがっかりしつつ、検索をしてみましたところ、「宇宙??」、ではなく、「科学忍法、火の鳥」、でございました。えーん、あと一歩でしたのに。