MKタクシー



手を上げて止めたタクシーから運転手さんがドアを開けて飛び出してくる姿を見て、「あ、MKタクシーだったのだわ、ラッキー」、と。ドアを開閉していただき乗り込みますと、車内は煙草の臭いはいたしませんし、清掃も行き届いていて大変快適。行き先を告げると「はい、わかりました」。今までに数回その目的地へタクシーで向かったことがあるのですが、説明なしで分かってもらえたのはこれが始めて。念のために地図までプリントアウトして用意してありましたのに、たいしたものです。
ふと目に付きましたのが、カーナビに表示されております、黄色や赤の丸印。「その赤や黄色の円は何を表しているのですか?」と伺うと「ああ、これはお客様が多いと思われるエリアです。黄色だとやや多い、赤印はとても多い。目安にはしますが、なんとなくそちら方面に流してみるという程度で気にして走ったりはしません」とのこと。なるほど。
運転手さんの言葉遣いも丁寧ですし、選ぶことができるならもっと使いたいタクシー会社なのですが、都内ではまだまだ数も少なくてめったに乗ることができないのが少々残念。国土交通省は、「タクシー運転手に地理試験と接客講習を義務づけ国に登録する制度を、大都市圏で導入することを決めた」とか。これによって、道に詳しく、感じのよい運転手さんが増えるのでしたら、大歓迎の制度です。