トランスパレントペーパー



一度手にしてみたいと思っておりましたトランスパレントペーパー。先日、銀座伊東屋へまいりました折に、紙売場で取り扱いがないか訊いてみたのですが「ございません」とのこと。「ロウ引き紙なのですが」と申しますと、別館の和紙の売り場にも問い合わせてくださったのですが、「残念ですが」との返事。それでは仕方がない、とネットで見つけた玩具屋さんより取寄せました。「トランスパレントペーパー」と、この紙を使って作る飾り、「トランスパレントスター」の作り方の本。
トランスパレントペーパーはヨーロッパではカイトペーパーとも呼ばれ、凧の材料として色数も豊富とのこと。以前入手いたしましたグラシン紙によく似ておりますが、こちらは蝋を染み込ませてあるロウ引き紙、ワックスペーパー。比べますとグラシン紙よりも、トランスパレントペーパーの方が、透明感が勝っております。
クリスマスの時期に窓辺に飾るもの、と書かれておりますので少々季節外れになってしまうのですが、春の窓辺に飾っても宜しゅうございましょう。「星の折り方」、をぱらぱらと読んでみたのですが、正確に折らないとあとで修復ができないのでそれまでの努力が水の泡になってしまいます…などとなかなか厳しいことが書かれております。心して折り始めることにいたしましょう。